笠間
2013年05月06日
# 2015年2月15日に一度閉店した(先代のblog)ものの、2015年10月3日に別人の手により再開しました(blog)
元ネタはこの本から。バスや客車などの廃車車輌をレストランや宿泊施設にするのは地方によくあるケース(最近だと木場の某フレンチレストランなど)なのだが、規模の小さいカフェとなるとそんなネタモノが出てくるのは非常に稀。そんなお店が笠間にあると聞きつけて、これは!ということで。
# 実際わざわざ平日に休みを取って日程セッティングしたのもここが目当て
水戸から友部を経由して笠間へ。駅に着いたら、市街地の巡回バスはあるが本数が少ないので、ここでレンタサイクル登場。
国道365線をせっせと友部方面へ少し戻って一山越え、芸術の森公園入口交差の左手に、大きな白い看板の脇に目指す黒いハコ見えた━━━━(・∀・)━━━━!!
今回のカフェラリーの本命、カフェギャラリー かしゃま文化会館、貨車と別棟のギャラリー間のシャツが優雅に空に靡いている。
カフェはヨ3500形貨車(車掌車) ヨ14710(注:高速化改造でヨ5000形に編入、同種の車掌車は世田谷公園に居る)。黒色だけだと周りの景色に溶け込んでしまうためか窓枠を紫色に塗って目立つようにしているようにも伺える。手前にはミルクポットやらの古道具が置かれていたりと適当な雑草の中のシャビー感が長閑さを駆り立てる。
さて、デッキから店内へ…
おおー、中は原型を色濃く残す車掌室に雑貨とギャラリー。椅子もカバーはされているが基本の座面はいかにもなブルー系の原色と起毛をそのまま持つ。開放型ストーブの隣にはかつて車掌車で使ってたであろうストーブもそのまま残存している。そして天井には「JNR」な扇風機。
そんなハコもあってか店内はその車掌車現役の頃から残る座席が6席ほどしかない。
窓枠周りも扇風機スイッチや連絡票入れなど、外見をしっかりと残す保存車両では意外と残っていないこのハコに必要なアイテムもしっかりとそのままに。そして窓からは田園の中の国道のを見渡す風景。
今回は…
ストロベリーソーダとクッキーを少々。勿論、うつわは地元の笠間焼。続きを読む