ドトールコーヒーショップの無料Wi-Fiに接続してみた&調査もろもろ

dotour_nagayama

ここ最近、(中途半端に使えない)公衆無線LAN(Wi-Fi)を導入するコーヒーチェーン店が増えているが、「来店者誰もが」(要メール登録ではあるものの)使用できる公衆無線LANを導入するチェーン店といえば、中、小規模チェーン店では


が挙げられるが、大規模なところでは

2012年7月からサービスが開始されたSTARBUCKS COFFEE Japanat_STARBUCKS_Wi2が代表例である(以前の試してみた記事はこちら)、といっても結局大規模導入例はスタバ位しかないのが現状である。

ところが、ここ最近になってとある異変が確認されたので書き残しておく。そのチェーン店というのが…、ドトールコーヒーショップ

かつてはYahoo!BBモバイルで先駆的なところも見せたが、かつてNTTコミュニケーションズでサービスを行っていたホットスポットに対しては設置する一方でエリア掲載に一悶着やらかしたりと、客の動きと収益との顔色を伺いながら色々と中途半端な動きをしていたが、2014年に入ってからソフトバンクモバイル以外の事業者の公衆無線LANを導入するようになってきた。
(2014年8月末現在でdocomo Wi-Fiが349件(ドトールコーヒーショップのみで)、Wi2 300(含むau Wi-Fi)が280件(ル・カフェ・ドトールを含む)程度)

それに合わせて一部の店頭にはこんなパンフをレジカウンター脇に置くようになってきた。

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表面には接続方法が、

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裏面には各公衆無線LANの事業者問い合わせ先が記載されている。どうやら条件としてはWi2とdocomo Wi-Fiが同時整備されているドトール系列店舗が該当する。整備元はワイヤ・アンド・ワイヤレス、パンフには「2014年4月現在」と記載されている。このリーフから推察すると、これ(無料無線LAN接続)に対応している店舗はWi2 300(含むau Wi-Fi)とdocomo Wi-Fi両方が(1APで)設置されている店舗、と想定される。

ではちょいと接続する方法を色々と調べてみる。
まず、Wi-Fiのスペクトルを見てみると…

doutor_komae

Wi2(含むau_Wi-Fi)とdocomo Wi-Fi(0000docomoと0001docomo)のESSIDに対するMAC addressが全て同じで、AP機器はRuckus Wireless

さて、本題の接続方法は以下のとおり。

1:予め常時受信できるメールアドレスと端末を用意し、dcs@forguest.wi2.neへメール送信

2:cs-info@wi2.co.jpからゲストコードが記載されたメールが届く。

doutor_wi2_mail

届いたメールには「ゲストコード」の欄にDCS〜で始まる10桁のコードが記載されている。これがwebでの認証コードとなる。

3:ESSIDが「Wi2Premium」(WEPキーなし)のAPに接続すると…

doutor_wi2_login

[ゲスト]タブの中の[ゲストログイン]タブ内に、このような画面が現れる(利用規約はこちら)。ので、「GUEST_CODE」の欄に先ほどの10桁の認証コードを入力し、[ENTER]をクリック。

4:認証完了

doutor_wi2_connected

このような画面が出れば認証完了、認証完了から3時間(3時間の間であれば再接続可)となる。



さて、おきまりの波の速度のほうだが、下りが64.3Mbps、上りが73.3MBps程度(測定サイトはWild Speed)。AP機器はRuckus WirelessのZoneFlex 7343と思慮され、Wi2が整備するAPとして定番のアレである。

ただし、そこんじょらのau Wi-FiなWiMAX接続のポン付けセットとは異なり、光回線で接続され、docomo Wi-FiとWi2(含むau Wi-Fi)とVLAN分けがなされているようで、外部へのIP addressはそれぞれの事業者のアドレス範囲内で出ている。勿論無料接続の方はWi2のIPアドレスである。
(余談であるが…docomo Wi-Fiに対してはQoSが入っているよう(調査した3店舗とも同様な傾向あり)で、どうやっても下りはWi2の半分も出ない嫌がらせされた設定の模様(苦笑))

勿論最近Wi-Fiのsecurityに関しては色々と物議が有るので、VPNに関しても触れておくが、PPTPもL2TPについても問題なく通るのでご安心の程を。

 ドトールの場合、直営店舗とフランチャイズ(以下「FC」と略)店舗が入り乱れるため、FC店舗についてスタバ並のトップからの指示強制力がなければ全店Wi-Fiというレベルまで行かないであろうが、Wi2Premium系の所謂Wi2オプションエリアが非常に残念な値段設定を敷かれ、実質「auユーザとUQ WiMAXユーザしか実質使えない誰得な公衆無線LAN」に成り下がっただけに、ほんのちょっとした朗報である(のか?)。

 おそらくスタバ対抗として提供したであろうこのサービス、2014年9月8日現在、ドトールのページにもワイヤ・アンド・ワイヤレスのページにもこの情報は「なぜか全く記載されていない」が、出来ることならドトールコーヒーショップには全店整備を出来る限り努力していただきたいものである。

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